はじめての出産の場合、出産準備といってもまず何をどれだけ用意するべきなのか悩まれている方も多いのではないでしょうか?
私の場合、ママになった友人にアドバイスをもらいながら進めましたが、いわゆる「出産準備リスト」をみて準備したけど、結局使わなかった物があったという声を聞くこともありました。
わが家は「なるべく無駄をなくしたい」ということで、様々な意見を参考にして最小限の準備をすることにしました。
結果、結局買い足した物はあったものの、買ったけど使わなかったという物はなくすことができました!
これから出産準備をする方の参考までに、わが家の出産準備についてご紹介できればと思います。
今回は…授乳グッズ編!
実体験を元に、「出産前に何を揃えたか、結果どうだったのか?」ということについてお伝えできればと思います。

なるべく無駄なく必要なグッズを揃えたいという方のご参考になればと思います!
授乳グッズについて
授乳に必要なグッズまとめ
わが家の「買った/買わなかった」まとめです!
グッズ | 買った:〇 買わなかった:× | 備考 |
---|---|---|
哺乳瓶 | 〇 | 可能であれば、ミルクをあげる頻度を見ながらの購入がおすすめ。 |
ミルク | 〇 | 産院によっては試供品などもらえるかも。 |
洗浄、除菌グッズ | 〇 | 電子レンジ専用のものがおすすめ。 |
授乳ケープ | × | 長時間お出かけする機会がないので、購入せず。 |
授乳クッション | 〇 | 身体の負担をラクにしてくれた。赤ちゃんを立てかけたり授乳以外にも使えて便利。 |
スタイ | × | お祝いで頂ける機会が多かった。吐き戻し対策ではガーゼの方が万能だった。 |
搾乳機 | 〇 | 乳腺炎などトラブルのときに役に立った。すぐに買いに行ける所を知っておいた方が便利かも。 |
間接照明 | 〇 | 授乳だけでなく、おむつ替えなど夜間のお世話に便利。 |
保温ポット | 〇 | 他のもので十分代用できるが、ミルク作りがラクになった。 |
保湿クリーム(馬油) | 〇 | 授乳を始めた頃の必需品だった。母乳で育てる予定の方は入院のときにあった方がいいかも。 |
ボタンで留めるタイプのパジャマ | 〇 | 授乳に慣れない時期には前開きの方が便利。 |
授乳グッズについては、母乳/ミルクの割合によって必要な物が変わってきます。
実際にいるかどうか、使えるものかどうかは個人によって差が出やすいので、出産後に様子をみて購入するのがおすすめですが、「母乳+不足分をミルクで補う」形で進める場合は、大体こんな感じになるかと思います。
わが家の状況
・初産、身内にも子供がいないのお下がりなし
・里帰り出産をせず、出産後に自宅へ帰宅
・徒歩15分以内にショッピングセンター、ドラッグストアあり
・ネットショッピング(amazon、楽天)ヘビーユーザー

万が一、足りないものがあっても、すぐに買いに行ける状況!
準備するときの注意点
授乳グッズは特に個人によって差が出やすいので、出産後に様子をみて購入するのがおすすめです。
わが家は入院中様子を見た結果、「母乳+不足分をミルクで補う」形で進めることになりました。
また、赤ちゃんによっては哺乳瓶によって飲む量が左右されることもあるようです。
わが家は様子を見ながら買い足しましたが、母乳/ミルクの割合をある程度決めている方には以下のアイテムがおすすめです!
■産前から用意したほうがよい(状況に左右されにくく、あった方がいい)と思うもの
・間接照明
・保湿クリーム(馬油) ※母乳の場合
・授乳クッション ※母乳の場合
■ミルクを楽に作るためにおすすめのもの
・除菌グッズ(電子レンジ用)
・保温ポット
出産前に準備したものとは?
・哺乳瓶(1本)
私が出産前に用意していたものは、哺乳瓶1本のみです。
「ピジョンの母乳実感」を購入しました。
結果的に産院でも同じものを使用していました!

必要なものは入院中に買い足してもらった
結論から言うと、授乳グッズについては「入院中に様子をみて買い足してもらう」という方法を取りました。
その理由としては
・母乳がどれくらいでるのかわからない、どのくらいミルクが必要になるか見当がつかない
・赤ちゃんによっては哺乳瓶の相性の影響が大きい
・産院によっては、哺乳瓶やミルクなど貰える可能性がある
ということを聞いていたからです。
今はほとんど母乳になっていますが、出産前は「できれば母乳で育てたいな~」程度しか考えていませんでした。
自分の体質や生まれてくる赤ちゃんがどうか・・・?など、せっかく準備をしていても必要な物が変わるかもしれないと思ったので、あえて用意をしないことにしました。

そもそも何か必要だったらすぐに買いに行けると楽観的に考えていました。笑
なぜ出産前に哺乳瓶だけ買ったのか?
これは私の母からのアドバイスで買いました。
・母乳で育てるにしても哺乳瓶を全く使わないことはないと思う
・沐浴後に白湯を飲ませるのに使う
とりあえず、多分必要だから買ったという感じです。笑
沐浴後の白湯については、親が育児をしていた時代(私たちが赤ちゃんだった頃)には与えていたようですが、今は方針が変わっていて「母乳またはミルク」を与えることになっています。
ネットにも多く情報が上がっていましたが、実際に産院の沐浴指導でも助産師さんから母親世代と方針が変わっているという話がありました。
入院中の様子について
実際に授乳が始まってみると、息子(あおくん)はかなり飲みたがる子で、母乳が足らず、毎回の授乳ごとに母乳を与えた後で不足分をミルクを足すという方法を取っていました。
完全母乳で育てるにしても、必要な量の母乳が分泌されるまではしばらく時間が掛かるため、しばらくの間はミルクが必要になるということがわかったので、退院前に哺乳瓶を買い足すことにしました。
哺乳瓶の種類も、病院で使っていた物と事前に買っていた物が同じだったので、同じメーカーで問題なく使えることがわかってよかったです。
産院では「ピジョンの母乳実感」を使用していました。


実際に授乳が始まるまで、ここまで哺乳瓶とミルクが必要になるとは思っていませんでした…!
入院中に買い足したもの
・哺乳瓶(1本)
・除菌グッズ
・保湿クリーム(馬油)
数日過ごしたところで授乳頻度が頻繁ということもわかり、ハイペースで哺乳瓶の洗浄と消毒が必要になるということが想定できたので、専用の除菌グッズも買い足しました。
除菌グッズを使わずに消毒するとなると、鍋で煮沸消毒をするという方法になります。実際には、時間も手間も余裕が全くなかったので、除菌グッズは専用のものを使われることをおすすめします!
わが家が使用しているものはこちら「combi 除菌じょ~ず」

哺乳瓶の消毒についての記事はこちら
・保湿クリーム(馬油)
初期の授乳は痛みとの戦いでした…!入院中に助産師さんに痛みの相談をして、入院中に馬油を購入しました。
入院の際にホホバオイルを持って行ったのですが、赤ちゃんの口にたくさん入ってしまうとあまりよくないらしく、乳頭ケアには使いませんでした。馬油だと口に入っても大丈夫なので、安心して使えます。

痛いと聞いていた通り痛かった…!個人差もあるとは思いますが、母乳で育てる予定の方は入院時に持って行くことを強くおすすめします!!!
私が使用しているものはこちら「カネソン ピアバーユ」

入院中にもらえたもの
・ミルク(入院中に使った残りと試供品)

ミルクは800gの缶の残りでしばらく足りました!産院で使ったミルクは問題なく飲んでくれることがわかったので、買い足す時も安心でした。
退院後の様子について
しばらくの間は、退院前に準備したもので事足りましたが、少し感覚をつかんだところで疲れもピークに…とにかく、一日のほとんどを授乳に費やしている感覚でした。
乳腺炎のような痛みがでることもあったので、少しでもラクに過ごせるグッズを買い足しました。
退院してから買い足したもの
・ミルク
・授乳クッション
・搾乳機
・間接照明
・保温ポット(調乳じょ~ず)
・ボタンで留めるタイプのパジャマ
・ミルク
入院中に1缶もらい、余ったものを持ち帰ってしばらく使いました。試供品もいただきましたが、しばらくはミルクをあげることが多かったので、買い足して使いました。
・授乳クッション
他のクッションやバスタオルなどで代用していましたが、特に新生児は体も小さくてふにゃふにゃしているので、高さ調整が難しかったです。
そして、慣れない…頻度が多い…!一日の大半を授乳して過ごしていたので、すぐに体がバキバキになりました。産院では部屋に授乳クッションがあったので、何となく使っていましたが、退院してそのありがたみを実感しました…!
抱き枕から形を変えて使えるものもあるので、多機能タイプのものをもっと早く購入していてもよかったかなと思います。

やっぱり専用のものは体の負担が全然違う!使ってみるとストレスが軽減された感じがしました。笑
赤ちゃんを立てかけて寝かせたり、いろいろな使い方ができるので、一つあると便利です!
わが家が使用しているものはこちら「はぐまむ 洗える授乳クッション」

・搾乳機
これが噂に聞いていた乳腺炎かな…?という痛みがすぐにやってきました。泣
すぐに購入して授乳しながら搾乳機を使ってケアをすることで、何とか病院に行くことは免れました。乳頭に傷ができたときや、母乳の分泌促進にも活躍しました!
私はピジョンのこちらのものを使用していました。

いざとなれば手で絞ることもできますが、私はあまりうまくできなかったので、買ってよかったです。買いそろえる必要はないと思いますが、欲しいときにすぐに買える所を知っていた方がいいかもしれません。
・間接照明
わが家の照明は明るさの調整ができないのが盲点でした…!夜中のお世話のときに明るさMAXの状態になってしまい、覚醒の原因となりました。泣
こちらの無印良品のものや、ブルーナのものが人気です!デザインもかわいい!

おむつ替えも手元に明かりが必要なので、母乳・ミルクに関係なく、置くタイプのライトはあった方が良いかもしれません。
わが家が使用しているものはこちら

・保温ポット(調乳じょ~ず)
ミルクを作るのに適温とされる70℃でキープしてくれる調乳専用のポットです。これはめっちゃ便利でした。
お湯はT-falのケトルで沸かしていましたが、温度調整がなかなか手間でした。お湯の温度を適温に保ってくれるおかげで毎回のミルク作りが楽になりました!
ポットや保温機能の付いたケトル、ウォーターサーバーなど、他のものでも十分代用できますし、お湯さえ沸かせれば全然問題ないですが、こちらは電子レンジを使ってお湯を沸かせるので、ミルクの頻度が多い方やケトルなどがなく専用のものを用意したい方におすすめです。
わが家が使用しているものはこちら

・ボタンで留めるタイプのパジャマ
授乳に慣れていない間は、前で開けられないタイプ服はとにかくストレスでした…!笑
そして、吐き戻しで汚れることも多く、着替えの回数も増えました。
個人的には、GUのオーガニックコットンのパジャマがデザインも着心地もよくて重宝したのでおすすめです。
結局買っていないもの
・授乳ケープ
・スタイ
・授乳ケープ
コロナ禍ということもあり、まだ長時間の外出をしたことがないため、購入をしていません。
数回外出した中でも、私の行ったことのある授乳室は全て個室になっていたので、専用のケープがなくても大丈夫でした。
今後、長時間外出をする機会が増えたり、きちんとした授乳設備がない所に行く場合は購入すると思います。
・スタイ
お祝いでいただくことが多かったので、一枚も買っていません。首が座っていない赤ちゃんにスタイを付けるのはなかなか難しかったです。我が家では、よだれが出てきたときに活躍することになりそうです。
吐き戻し用にはガーゼを使っていました!スタイ代わりに首元に入れ込んだり、盛大に吐き戻した時にも使い勝手がよかったです。

どちらのアイテムもお出かけのときに活躍するものなので、落ち着いてから購入して問題ないと思います!
【最終結果】わが家が買ったもの
出産前に買ったもの
・哺乳瓶1本
入院中に買ったもの
・哺乳瓶1本(追加)
・除菌グッズ
・保湿クリーム(馬油)
退院後に買ったもの
・ミルク
・授乳クッション
・搾乳機
・間接照明
・保温ポット(調乳じょ~ず)
・ボタンで留めるタイプのパジャマ
慎重に買い足したということもあり、買ったものは全てフル活用しています!
産前から用意するべきという点では、
・間接照明
・保湿クリーム(馬油) ※母乳の場合
・授乳クッション ※母乳の場合
を前もって用意しておいた方がよかったかなと思います。
その他のものを使うかどうかは状況によりけりなので、入院中の状況を見た方が無難かなと思いました。
まとめ
授乳グッズについては、産院の方針や自分の身体、生まれてくる赤ちゃんがどのような子か?ということに左右されるので、買いに行ってくれる人がいるのであれば、出産後~退院前に様子を見て揃えることをおすすめします!
私の場合は、入院中に助産師さんからいただいたアドバイスがとても参考になりました。
実際にいるかどうかは個人によりますが、「母乳+不足分をミルクで補う」形で進める場合は、大体こんな感じになるかと思います。
授乳に必要なグッズまとめ
わが家の「買った/買わなかった」まとめです!
グッズ | 買った:〇 買わなかった:× | 備考 |
---|---|---|
哺乳瓶 | 〇 | 可能であれば、ミルクをあげる頻度を見ながらの購入がおすすめ。 |
ミルク | 〇 | 産院によっては試供品などもらえるかも。 |
洗浄、除菌グッズ | 〇 | 電子レンジ専用のものがおすすめ。 |
授乳ケープ | × | 長時間お出かけする機会がないので、購入せず。 |
授乳クッション | 〇 | 身体の負担をラクにしてくれた。赤ちゃんを立てかけたり授乳以外にも使えて便利。 |
スタイ | × | お祝いで頂ける機会が多かった。吐き戻し対策ではガーゼの方が万能だった。 |
搾乳機 | 〇 | 乳腺炎などトラブルのときに役に立った。すぐに買いに行ける所を知っておいた方が便利かも。 |
間接照明 | 〇 | 授乳だけでなく、おむつ替えなど夜間のお世話に便利。 |
保温ポット | 〇 | 他のもので十分代用できるが、ミルク作りがラクになった。 |
保湿クリーム(馬油) | 〇 | 授乳を始めた頃の必需品だった。母乳で育てる予定の方は入院のときにあった方がいいかも。 |
ボタンで留めるタイプのパジャマ | 〇 | 授乳に慣れない時期には前開きの方が便利。 |

あくまでもわが家の場合ということになりますが、参考になれば幸いです。
哺乳瓶の消毒についての記事はこちら
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