まだまだコロナが収束しそうにない状況ということもあり、今から出産を控えられている方は特に不安に感じている方も多いのではないでしょうか?
そして、感染症対策のため「立ち合い/面会の制限」など、今までと状況が違う中で出産当日を迎えられる方もいらっしゃるかと思います。
2021年2月に私が出産をした際も、感染症対策のため「立ち合い&面会一切NG」の中でした。
私自身、「付き添い&面会一切NG」だからといって、特段身構えて挑んだわけではないですが、初めてのお産だったので、出産予定日が近づくと緊張したのを覚えています。
幸いにも、退院まで順調に過ごすことができましたが
改めて振り返ってみると、
ちゃんと準備しておいて助かったこともあれば、逆にこうしておけばよかった…と準備不足に感じたことも。
そんな出産のことについてお伝えしたいと思います。
今回は・・・入院時の持ち物(陣痛バッグ)編!
実際に私が準備した「陣痛バッグ」の中身についてまとめました。
「入院バッグ」と「陣痛バッグ」について
入院時に必要な持ち物は、急な破水や陣痛に備えてバッグにまとめて準備しておかれることをおすすめします。
産院からも、大体32週頃になると指示があるかと思います。
入院時に必要な持ち物をまとめたものを「入院バッグ」
その中でも必要最低限のものと分娩の際に必要なものをまとめて「陣痛バッグ」
として分けて準備しておいた方が便利です。
陣痛中、バッグの中から目的のものを探すなんて余裕は・・・ないです!(私はとてもじゃないけど無理だった。)
自分なりに「陣痛バッグ」と「入院バッグ」で分けて準備したつもりだったのですが、取り出しにくいところに入れてしまったものもあり
せっかく準備したのに、必要な時に自分でカバンから取り出せずに諦めてしまいました…泣
分娩の際に必要な物をサッと出せるようにしておけば、助産師さんや立ち合いの家族にお願いするときも便利です!
「入院バッグ」編はこちら
「陣痛バッグ」グッズまとめ
グッズ | おすすめ度:◎/〇/△ | 備考 |
---|---|---|
母子手帳/保険証/診察券/入院の書類 | ◎ | 絶対に必要! |
飲み物 | ◎ | 水、お茶、スポーツドリンクが無難。 |
軽食 | ◎ | 入院のタイミングによっては食事が出ないので注意。 |
ストローキャップ | ◎ | 体を起こさなくても水分補給ができる!お産が進むにつれて起き上がれなくなるので、ペットボトルのまま飲めなくなった。 |
ヘアゴム | 〇 | 髪をまとめるのにあると便利。 |
リップクリーム | 〇 | 口で息を吸ったり吐いたりするので、唇の乾燥防止に。 |
スリッパ | 〇 | 病院で用意されている場合もある。 |
スマホの充電器 | 〇 | 陣痛室から分娩室に移動するので、ポータブルタイプのものがおすすめ。 |
テニスボール | ◎ | 一人でいきみ逃しをするのに活躍した。 |
除菌スプレー/ウエットティッシュ | ◎ | 気になる所を除菌できるのであると安心。 手を洗いに行くのが難しいのであると便利。 |
フェイスタオル | ◎ | 汗をかくので、替えのタオルもあった方がいいかも。 |
マスク | 〇 | 替えのマスクがあると安心。 |
病院によって、病院側で準備してもらえるものも違うので、事前に確認しておくと安心かと思います!
入院時の状況
私が入院した際の状況
・時期:2021年2月
・場所:東京都内
感染症対策のため、「立ち合い」「面会」一切不可。
初産で、普通分娩で出産しました。
おすすめ度:◎(必要だと思うもの)
母子手帳/保険証/診察券/入院の書類
当然ですが、絶対に必要!
ただ、焦っている状況だと忘れかねないので注意が必要です。
普段から母子手帳ケースなどに入れてまとめておくと安心です!
飲み物
水分補給、とっても大切です!
分娩のときは体力勝負になるので、長引いても大丈夫なように多めに持って行っておくと安心です。
(助産師さんから水分を摂るように指示がありました。)
500mペットボトルで3本持って行きました。
陣痛中、気持ち悪くなることもあるようなので、水かお茶はあった方がいいです。
水分補給しやすいスポーツドリンクもおすすめです。
軽食
入院する時間によっては、食事が出ない場合もあるので、用意しておいた方がいいです。
ウィダーなど、ゼリー飲料がおすすめです。
ストローキャップ
ペットボトルの蓋の代わりに飲み口に付けられるキャップです。
飲み口がストローになっていて、ストローでペットボトルから直接飲むことができます。
これがせっかく用意して行ったのに、カバンから取り出せなくて悲惨なことになってしまったものです。
分娩台で助産師さんから「水、飲める?」と聞かれて、ペットボトルから直接飲むのを試みたのですが・・・
陣痛の痛みで体を起こせない状態で無理をして飲んだら、とんでもなくむせました。
陣痛で呼吸するのも必死な状態でむせると・・・本当にしんどいです。
呼吸もお腹の張りも・・・
(その後、助産師さんがペットボトルにストロー差してくれました。)
陣痛中、体を起こして飲み物を飲むのは不可能に近い。
そして、とんでもなくむせる。
なので、私はストローキャップを持って行くのはマストだと感じました。
あとは、余裕があるうちに付け替えておくこと!
付き添いの人がいれば、その人に早めにお願いする
または、助産師さんの余裕がありそうなうちにお願いしてやってもらっておく
もし過去の自分がいたら、そう伝えます。笑
100均でも売っています!
テニスボール
いきみ逃しをするのにとても助かりました!
家にいるときから、分娩台でいきむ直前までずっと使いました。
陣痛が始まると、痛みに合わせて「いきみたい」という感覚になるのですが、子宮口が全開になるまでの間はいきむのを我慢して逃すことが必要になります。
いきみたい感覚のときにテニスボールの上に座って逃します。
YouTubeでテニスボールを使っていきみ逃しをする方法を紹介されている方がいたのがきっかけで知ったのですが、私にはこの方法が一番合いました。
他にも、人の手で押す方法などもありますが、
一人だと自分のお尻を押すことが難しかったので、テニスボールがあってよかったです。
除菌スプレー/ウエットティッシュ
コロナ禍で共用のものが気になることもあったので、消毒のためにあると安心でした。
また、陣痛の中でトイレまで手を洗いに行くのは難しかったので、食事や軽食を摂るタイミングで活躍しました。
フェイスタオル
もともと汗かきということもあり、タオルは必需品でした。
予備があると安心です。
陣痛に耐えるときに握っていました!
おすすめ度:〇(あった方がいいと思うもの)
ヘアゴム
お産のときだけでなく、赤ちゃんが生まれてからもあると便利です。
抱っこや授乳のときは髪をまとめられた方がラクです。
リップクリーム
息を吸ったり吐いたりを繰り返すので、乾燥防止にあった方がいいかと思います。
ただ、私の場合は分娩台でもマスク着用だったので、あまり乾燥が気になりませんでした。
スリッパ
持って行きましたが、病院で用意されていました。
靴を脱ぎ履きするのは難しいので、あった方がいいかと思います。
スマホの充電器
陣痛室はスマホで夫と母と連絡を取りながら過ごしました。
(連絡を取ることで気が紛れました…)
生まれてからすぐ赤ちゃんの写真、夫とLINE通話と大事な場面で必要になったので、充電を切らさないためにあると安心です!
マスク
陣痛室でも分娩室でもずっとマスク着用でした…
本当に息苦しかった。。
万が一、落としてしまったときも替えがあると安心です!
まとめ
陣痛中は荷物を探す余裕がないので、荷物を分けて用意しておくことをおすすめします!
・陣痛バッグ
病院に到着してすぐに必要なものを入れる(陣痛~分娩)
・入院バッグ
入院中に必要なものを入れる(分娩後~退院)
「陣痛バッグ」の中身は、陣痛中にどのように過ごすか?によって必要なものが変わってきますが
ストローキャップは用意しておいた方がいいです。
また、「一人でお産を迎えられる方」は、テニスボールがおすすめです!
あくまでも個人的な意見になりますが、参考になれば幸いです。
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