両対面式ベビーカーを選ぶ際の注意点

マタニティ

わが家は、両対面式のAB型のベビーカーを約2年使用しています。

特段不満もなく使えているのですが…
実は、便利な機能だと思って購入前に重視していたポイントが、実際使ってみると微妙でした。

それは、「両対面機能」です。

私自身、購入前に口コミをチェックしたり、既にベビーカーを買っている先輩ママの友人に聞いてみたりしてみたのですが
今回の点においては、情報が無かったのでまとめてみました。

はぁまま
はぁまま

特段使いにくくて困っているという訳ではないですが、強いて言えば他の点を重視してもよかったな…という少し細かい話になります。

両対面式ベビーカーを選ぶ際のポイント

・対面にしたときからベビーカーを畳むときの手順
対面のままでは畳めないものがある。
座席を入れ替えるタイプだと面倒かも?

・対面にしたときの押し心地
ハンドルで切り替えるタイプだと、ベビーカーから座面までが遠くなり押しにくくなる可能性がある。
※オート4キャス機能がないものは更に押しにくくなる

・タイヤロック機能
タイヤひとつひとつにロックが付いているものは非常に面倒。
電車やバスに頻繁に乗る方は足元にペダルがあるタイプの方が便利かも。

両対面式ベビーカーとは

ベビーカーを背面でも対面でも押すことができる機能です。
A型やAB型のベビーカーはこの機能が付いていることが多いです。

対面で押す機能は、主に低月齢のときに活躍します。
低月齢のときは、赤ちゃんが安全な状態で乗っているか気になることも多いので、常に赤ちゃんが見える状態でベビーカーを押せるのはとても便利な機能になります。

また、赤ちゃんもベビーカーを押してくれている人が見えるので安心感に繋がり、ベビーカーが苦手な子が克服するのに役立ったという話も聞きました。

逆に、腰がすわってきて活発になり始める生後6ヵ月頃からは、赤ちゃんも周りの景色が良く見えるように背面で押すことが増えてきます。

切り替えの方法は主に2通り

1.ハンドルに切り替え機能が付いている
ハンドルの根本に切り替えるスイッチが付いており、ワンタッチで切り替えができます。
2.座席を取り外して付け替える
座席を外すことができ、方向を変えて付け替えることができます。

【ハンドルに切り替え機能が付いているものの例】
Aprica(アップリカ)オプティア、joie(ジョイー)スマバギ など
国内メーカーに多い

【座席を取り外して付け替えるものの例】
cybex(サイベックス)メリオ、bugaboo(バカブー)ビー など
海外メーカーに多い

はぁまま
はぁまま

私が使っているのは「ハンドルで切り替える」タイプで、切り替えがラクにできる点が魅力でしたが、それに伴いデメリットに感じている点があるのでまとめさせていただきます。

「ハンドルで切り替える」機能のメリット・デメリット

メリット

1.対面切り替えがラク
メーカーや機種によって異なりますが、レバーを押しながらハンドルを倒すだけなので、非常にスムーズに対面・背面を切り替えることができます。
また、赤ちゃんを乗せたままでも切り替えられるので、出先で急にぐずってしまった時や寝ている時も問題なく切り替えられます。

2.スムーズに畳める
これは機種によるのですが、物によっては「対面のまま」では折りたためない機種もあるようです。
対面・背面の切り替えがスムーズにできると、ベビーカーをたたむ作業もラクになります。

デメリット

1.対面だと押しにくい
私が使っているものは、対面だと段差に敏感になり押しにくくなります。
対面と背面でハンドルとベビーカーの座面までの長さが異なり、対面になるとハンドルから座面までの長さが長くなってしまうからです。

背面では段差があってもハンドルを押すことで乗り越えられますが、対面となるとハンドルだけの力では座面が上がらず、足置きを踏んで本体を支えなければ乗り越えられません。
こういった煩わしさがあり、横断歩道の段差なども度々引っかかるので、対面機能はあまり使わなくなりました。
2.タイヤロックが面倒
ハンドルで切り替えるタイプのベビーカーにあるのが、「オート4キャス(オート四輪)機能」です。
ハンドルの向きに合わせて、オートで前輪と後輪のロックが切り替わるようになっています。
この機能があることによって、押しやすくはなっているのですが、タイヤにロックをかける場合はタイヤ一つ一つにロックをかける必要があり、非常に面倒くさいです。

特にこの不便さを感じるのは、電車やバスに乗ったときです。

ベビーカーで電車やバスに乗ると揺れでタイヤが動いてしまい、周囲の方の迷惑になることがあります。
そのため、ハンドルから手を離せないということが多々…
ロックをかけるとそのようなことがないため、安全で楽に過ごせるのですが、逆にベビーカーを動かしたい時にスムーズに解除できずに煩わしさを感じます。

特にベビーカーはなかなか車内の奥まで行けず、ドア付近で待機することが多いので、スムーズにロックをかけたり解除できると便利だろうなと感じます。

座面を取り外して対面に切り替えられるベビーカーだと、対面の場合も背面の場合も進行方向が同じなので、一括でロックをかけられるような仕様になっていることが多いです。
電車やバスに乗るとき、公園などでベビーカーを止めるときなど便利だろうなと思います。

「座席を取り外す」機能のメリット・デメリット

メリット

1.対面でも押しやすい
先ほどの逆になりますが「座席を取り外す」タイプの場合、常に進行方向が同じになるため、対面・背面の押し心地は変わりません。

小さな段差にも引っかかりにくいので、赤ちゃんの乗り心地も確保されます。
対面でベビーカーを押したい時は低月齢の時期が多いかと思うので、気に掛けてあげられるとベターだと思います。

2.タイヤのロックがスムーズ
こちらも先ほどの逆になりますが、タイヤのロックを足元のペダルで一括でかけられる機種がほとんどなので、非常にスムーズにロックをオン/オフできます。
 
繰り返しになりますが、電車やバスに乗ったときにもロックをかけて安全に過ごせて、人が通るときにはスムーズに解除できるので便利な機能だろうなと思います。

デメリット

1.対面の切り替えが面倒

一度座席を車体から外して入れ替えることになるので、ハンドルで切り替えるよりも面倒な作業になります。
私自身、面倒くさがりな性格なので、大掛かりな作業のような気がしていました。
ただ、実際に使っている友人によると、簡単な作業なようです。

2年ほどベビーカーを使っていますが、出先で対面と背面を切り替えたいなと感じたことは全くなく、むしろ一度切り替えたらずっと同じ向きで使っています。
なので、個人的にはこの作業自体はそこまでネックにならないのではないかと思います。

2.畳むのに時間がかかる
購入の際に調べたのですが、ベビーカーを対面にしたままでは畳めない機種もあるようです。
対面にしたままでも畳める機種であれば全く問題はありません。

毎回座席を入れ替えてベビーカーを畳むとなると結構面倒な作業になるかと思うので、畳み方はチェックされることをおすすめします。

まとめ

個人的にベビーカーを購入する前に重視していた対面機能ですが、ベビーカーでお出かけすることに慣れてしまえばそこまで重視する機能でもないかな…?と思います。
(現に2人目となると低月齢のときもほぼ対面機能は使わずに押しています。笑)

対面機能があった方がいいなという方は、以下の点を注意してみるといいかもしれません。

・対面にしたときからベビーカーを畳むときの手順
対面のままでは畳めないものがある。
座席を入れ替えるタイプだと面倒かも?

・対面にしたときの押し心地
ハンドルで切り替えるタイプだと、ベビーカーから座面までが遠くなり押しにくくなる可能性がある。
※オート4キャス機能がないものは更に押しにくくなる

・タイヤロック機能
タイヤひとつひとつにロックが付いているものは非常に面倒。
電車やバスに頻繁に乗る方は足元にペダルがあるタイプの方が便利かも。


はぁまま
はぁまま

ベビーカーの購入を検討されている方の参考になればと思います!


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