【出産レポ】国立成育医療研究センターを利用してよかった点/あまりおすすめできない点

マタニティ

2022年9月に娘を出産する際に東京都世田谷区にある「国立成育医療研究センター」にお世話になりました。
今回は、国立成育医療研究センターを利用してよかった点とあまりおすすめできない点についてまとめたいと思います。

この記事を読むのにおすすめの方

・国立成育医療研究センターでお産を検討している方
・国立成育医療研究センターがどのような病院か気になっている方
・産院選びに迷っている方

・東京都で産婦人科を探している方

どんな人におすすめの病院?

お産において「安心感」を最重視されている方にとてもおすすめの病院です。

筆者は今回のお産でお世話になるまで知らなかったのですが、国立成育医療研究センターは日本最大規模の小児科として有名な病院です。

その評判は「成育で治せない病気は日本では治せない」と言われるほどで、息子の保育園の先生に「今度成育で出産するんです」と話すと「天下の成育さんなら何があっても大丈夫だね!」なんてことも言われました。

出産の際も助産師さんや先生が大勢いらっしゃって、サポートが手厚かったことが印象に残っています。

国立成育医療研究センターのよかった点

日本最高レベルの医療の安心感

一番のおすすめポイントは「日本最大規模の小児科」という点です。
お産は常にリスクが付き物なので、「生まれてくるわが子の命を守る」ことは非常に重要なポイントになります。

NICUがあり、万が一何かあった場合はすぐに対応できる体制が整っています。

また、大きな病院というだけあって、お産に携わるスタッフの数がとても多いです。
(初産は個人の病院だったので、助産師さんの数にまず驚き。笑)
助産師さんだけでも3人、産婦人科の先生が1人、新生児科の先生が1人…陣痛真っ只中でうろ覚えの部分も多々ありますが、LDRに入ってからほとんど一人になることはなく、常に助産師さんが1人は付いていてくれました。

それに比べて、初産のときは個人の病院で休日深夜の時間だったこともあり、ほとんど一人で陣痛に耐えて、最後は助産師さん2人とたまに産婦人科の先生が処置に来る程度。

どちらも難なく出産できましたが、もし難産だったら…と思うとスタッフが揃っている成育の安心感は半端なかったです。

私は利用しませんでしたが、麻酔科医も常駐しているので24時間365日無痛分娩も受け付けています。
麻酔科医が常駐している病院はあまり多くはないので、絶対に無痛分娩で産みたい方にもおすすめです。

赤ちゃんの医療体制が整っている

一般的な病院では、出産に立ち会う医師は「産婦人科医」のみの場合が多いですが、こちらではお産の現場に新生児科の医師が立ち会います。
お産の現場に新生児科の先生が立ち会う病院は非常に珍しいようです。

大きな特徴としては…
・胎児にリスクが高い出産の場合でもすぐに対応してもらえる
・治療が長期にわたる病気も転院することなく診てもらえる
・珍しい病気でも専門の先生がいる

と、生まれてくる赤ちゃんに万が一のことがあっても万全の体制が整っており、治療が必要な場合も引き続き専門の先生に診てもらえる環境が整っています。

入院グッズが揃っている

お産の際に地味に大変なのが、入院バッグや陣痛バッグといった荷物の準備です。

病院によっては、必要なものは全て自分で準備しなくてはならないこともあり、とんでもない荷物になったという話もよく聞きます。

こちらでは、入院に必要なものはほとんど病院の方で用意をしてくれていたのでとても助かりました。

病院で用意してもらえたもの

・産褥パッドなどのお産に関わる消耗品
・化粧水、歯ブラシ、スリッパなどのアメニティ
・パジャマ、バスタオル、フェイスタオル

はぁまま
はぁまま

個人的には、暑い時期だったのでパジャマやタオルが使いたい放題だったのがとてもよかったです!
パジャマはサイズやワンピースタイプ、ズボンなど形も選べました。

国立成育医療研究センターのあまりおすすめできない点

事務連携が良くない

大きい病院ならではだとは思うのですが、業務が超縦割りで横の連携がイマイチでした。
入院の書類や同意書など、書類を受け取る場所や提出場所がそれぞれ異なるので、それを把握するだけでも大変…

また、一括で事務手続きを管理している所がないようで、無事に手続きが完了しているかどうか確認するのも一苦労でした。(「○○の窓口に聞いてください」とたらい回しにあうことも多かった…)

待ち時間が長い

こちらも大きな病院ならではですが、受付・検査・事務手続き・会計など、各々窓口が異なるため、それぞれ待ち時間が発生します。

採血1本採るだけでも、採血の検査受付をして順番待ちが必要…
検査項目の多い日は妊婦検診に3~4時間ほど要することもありました。

はぁまま
はぁまま

成育は小児科なので、夏休みの時期は受診者がピークになります。
特に私は9月初旬が予定日だったので、妊婦検診が週1~2回と頻繁になる時期とまる被りでした…
採血やエコーなど子供たちに混ざって検査を待たなければならなかったので、待ち時間が辛かったです。

食事や相部屋の雰囲気が質素

産婦人科によっては、美味しい食事が食べられたり、ホテルのような雰囲気の部屋でラグジュアリーなお産ができる施設も少なくはありません。

元から期待はしていなかったのですが、成育は食事に力を入れているタイプの病院ではなく、普段の食事は質素でした…笑
(病人食というレベルではないが、学校の給食ぐらいのレベル感)
幸いにも産後もとても元気で、食欲が有り余っていた私には結構辛かったです。

また、相部屋の雰囲気もホテルのようなラグジュアリー感はなく、the病院の雰囲気でした。
相部屋は4人部屋で、窓側だと自然光が入るので明るいですが、通路側は窓側の人がカーテンを閉めてしまうと日中でも薄暗かったのが残念でした。

食事の詳細についてはこちら

はぁまま
はぁまま

退院前日にお祝いディナーがあり、その日の晩御飯は豪華でテンションが上がりました!

まとめ

国立成育医療研究センターは「安心感」を最重視されている方におすすめの病院です!
リスクが高い妊婦さんや、万が一何か起こった場合に備えて万全の体制でお産に挑みたい方にとってはいい環境が整っているかと思います。

逆に、ラグジュアリーなお産にしたいと思っている方にとっては、少し合わない病院かもしれません。

はぁまま
はぁまま

産院選びの参考になるとうれしいです。


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